バイオマテックジャパンの火災事故について
昨日、バイオマテックジャパンの火災事故の報道がなされ、問い合わせをいただいております。
北海道釧路市の工場で火災 1人がケガ
http://www.news24.jp/articles/2016/05/18/07330455.html
弊社のプロテオグリカンならびに非変性Ⅱ型コラーゲン原料は、リナイス社が製造する原料であり、今回のバイオマテックジャパン社が製造している原料ではございません。
供給が滞ることもありえません。ご安心ください。
また、過去にも弊社栗山がブログ上で説明させていただいたのですが、弊社が取り扱う原料の製造ならびに火災の可能性について、改めてコメントさせていただきます。
まず、抽出ならびに精製を行っている工場では、有機溶媒などの可燃性溶媒は取り扱っておりません。したがって、可燃性の有機溶剤などにより火災が起こる可能性は限りなくゼロです。
次に、有機溶媒の必要性についてですが、無駄な油脂を除去するために必要です。リナイス社では、水産加工会社内の一角で特別な機器で生の鮭頭から鼻軟骨を摘出しており、その鼻軟骨にまとわりついた油脂を(保健所の指導の下)アセトンで洗い流しております。その後、水洗いし、鼻軟骨だけを工場で保管しております。
※鼻軟骨摘出の期間は、9月から11月に限定されております。
バイオマテックジャパン社との大きな違いは、鼻軟骨の摘出と油脂除去の工程にあります。おそらく、鼻軟骨の摘出の精度が低いため、鼻軟骨に油分などが残っており、その油分を抽出前処理工程もしくは抽出工程中に除去するため、何らかの有機溶媒を工場内で使用しているものと予測されます。
繰り返しますが、リナイス社では、今回のような火災事故を起こす可能性は全くございません。
ご安心ください。
ヒト臨床試験でも有効性が示され、現在、非常に伸びている原料でございます。引き続き、本原料のご愛顧の程、何卒よろしくお願い申し上げます。