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ロコモ/関節系原料 市場動向

グルコサミンから非変性コラーゲン・プロテオグリカンへ

ロコモ/関節系原料の王道素材であったグルコサミン&コンドロイチンは、時代の変化により、年々市場規模が小さくなりつつあります。そこで新たに市場を拡大し始めているのは、非変性Ⅱ型コラーゲンやプロテオグリカンの軟骨素材です。

関節系商品の設計セオリーとして、差別化素材ならびに体感素材として、抗炎症素材を副材に用います。抗炎症のハーブなどを用いると、体感が上がります。商品販売のLTVに寄与してきます。

>> 処方例
>> 関節サプリメントを科学する:作用メカニズム別解説

機能性表示食品でも人気のカテゴリーですが、医薬品に近い分野の商品でもあり、特にSRでの申請の場合、撤回のリスクもゼロではないカテゴリーでもあります。
ちなみに、SAMeの医薬品成分だからやっぱり×という事例もあり、機能性表示食品の基準も数年で変化しました。

最終商品でヒト臨床試験が行われている臨床試験済の商品が売れている傾向が強いです。例えば、グルコサミンの効果があれだけ否定されたにも関わらず、サントリーのグルコサミンだけは生き残りました。おそらく、最終商品でヒト臨床試験が行われていた点が大きく影響しているのではないかと考えられます。

機能性表示食品の制度は、まさにグルコサミン・SAMeと非変性Ⅱ型コラーゲン・プロテオグリカンの明暗をわけました。

一方、プロテオグリカンはプロテオグリカンで、定義や定量方法の部分で、まだまだ問題があります。
含有量を偽る粗悪品も増えてきています。
(実際、弘前大学の報告では、抽出方法によって2種類の分子量を示し、分析に用いるカラムによって示される分子量も変わってくることも示されてきているので、業界団体を作って基準を整備していく必要があるだろう。)

また、今後、市場の動きを注意しなければいけないのは、抗炎症系のハーブの食薬区分です。効果がある素材ほど、医薬品区分に移行されてしまいます。
行政の動きに注意が必要です。

記事筆者

アンチエイジング・プロ

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