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羊膜エキス末 馬 スーパープラセンタ

羊膜とは?

羊膜は、プラセンタ(胎盤)を覆う膜であり、赤ちゃんのバリアともなっている(母体から赤ちゃんを保護している)重要な膜です。胎児側(内側)から羊膜、絨毛膜、脱落膜の順で成る膜を総称して卵膜と呼ばれます。
卵膜の1つである羊膜は、卵の殻の内側に存在する薄皮:卵殻膜と似たような役割を担っています。

近年、卵殻膜の機能性も注目を浴びているのですが、それ以上に注目が高まっているのが羊膜なのです。

各種サイトカインを豊富に含むため、創傷治癒効果が報告され、再生医療分野でも注目されています。なんと、富山大学のグループは、FDA(アメリカ食品医薬品局)の商品を経て、2017年にアメリカで医療向け乾燥羊膜を発売する予定でいます。

プラセンタと羊膜、何が違うの?

プラセンタとは、胎盤全体を指し、羊膜もプラセンタの一部です。一方、流通しているプラセンタエキスは、絨毛部分から抽出されています。通常、プラセンタエキスは、羊膜からは抽出されておりません。

プラセンタの一部でも、その部位によって役割も成分組成も異なってきます。
特に、羊膜は、プラセンタに比べて、各種サイトカインも多いことが分かっています。EGFやHGFに関しては、プラセンタの約100倍もの量が含まれていることが研究結果からわかっています。

この羊膜は、生胎盤1kgに対して約15%ほどしか取れない貴重な部位です。
当然、プラセンタより集めるのが大変です。
そのため、なかなか製品化が難しかったのが羊膜でした。

特殊な製法で作られる羊膜エキス末


本原料は、モンゴル産の馬由来の羊膜を国内の工場で抽出・粉末化されています。

羊膜の胎盤に占める割合は非常に少なく、豚より厚みのある馬の胎盤でないと製品化が難しく、今まで羊膜のエキスが存在しませんでした。

また、供給が安定しないサラブレットの胎盤では、羊膜エキスを安定供給することは難しかったでしょう。

胎盤絨毛以上に貴重な羊膜です。
少ない量でも効率的に有用成分を取り出せる製法で加工する必要があります。酵素を用いて、低温で熟成させながら、丁寧に抽出しております。

プラセンタ同様、たくさんの酵素と高温で処理してしまえば、アミノ酸は得られるかもしれませんが、サイトカインや活性ペプチドなどは失われてしまいます。羊膜を含めたプラセンタの加工は、生でしか存在しない活性成分を残しながら、適度に分解して体が利用しやすいように処理する必要があるのです。

プラセンタ特集ページ: プラセンタを科学する

引用文献

再生医療の最新研究を化粧品に応用 ホルス 羊膜エキス FRAGRANCE JOURNAL 2018;46(1):56-57.

記事筆者

アンチエイジング・プロ

How to Use

1日の推奨摂取目安量

プラセンタ同様、できるだけ多く摂取した方が良い素材です。
一方、非常に貴重で高価な原料でもありますので、サイトカインの量などから考慮し、弊社では30~100mgの摂取/配合をオススメしております。

オススメ設計

知名度が無い導入期の素材ですので、プラセンタエキス末や他の美容素材(プロテオグリカン、レスベラトロールなど)と共に活用されることをオススメしております。
商品の差別化素材としてご活用いただけます。

※実績はございませんが、原料の特性として吸湿性がある場合もございます。その点は、試作後に加速試験などを実施して、ご検証くださいませ。まずは、着色ハードカプセルやソフトカプセルを剤形として選択されることをオススメいたします。

羊膜エキス末 原料情報

梱包形態:100g、1kg
在庫状況:常時在庫 ※大口受注などの関係上、一時的に品薄となることもあります。
目安納期:5~7営業日
原材料表示名:羊膜エキスFD末(日本製造※)※原産地表示が必要な場合

※弊社では、主に健康食品用の羊膜のエキス末を中心に取り扱う予定です。化粧品用途原料やエキスでなく粉末の原料をご希望の場合は、お気軽にお申し付けください。

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