OEM製造を行う際、最も大事になってくるのは、OEMを依頼するパートナー選びです。
OEM会社選びは、見極めが大事です!
さて、どんなことを意識して選べばよいのでしょう?
基本、以下のようなOEM会社の強みと特性をチェックする必要があります。
✔ OEM工場の規模が合っているか?
✔ サポート力
✔ 製造体制 自社工場?
✔ 原料調達力→コスト
✔ 海外対応(中国やベトナムなど)
✔ 商品設計レベル
このようなことをチェックしていくと、自ずと、OEM会社さんの強みというものが見ててきます。この後、少しづつチェックポイントの詳細を確認していってみてください。
OEM工場の規模が合っているか?
中小企業が大き過ぎるOEM会社や工場に依頼しても、ビジネス規模が合わず、良いOEMへとつながりません。
例えば、OEM工場によって、最小ロットというものが存在します。
3000個からの商品供給をしないという会社もあれば、1000個から商品供給するという会社も存在します。中小企業の場合、最小ロットは小さい方が好ましいです。
また、小ロットから大ロットに近い価格を提示するOEM会社さんもあれば、大きなロットになるとものすごく安くなる会社さんも存在しています。最初から安いけど、ロットが大きくなっても安くならない会社さんも存在します。
近年は、2回目・3回目の発注から値上げしてくるOEM会社さんも存在するので、注意も必要になってきています。
弊社は、600個くらいから供給が多いのですが、弊社原料を多く使うケース以外、どうしても割高になります。そして、1200個から5000個までは競争力があるコストだと自負しております。
なお、それ以下のロットに関しては、卸商品のパッケージに変えでのみ対応させていただいております。
小ロットや弊社得意原料を用いた商品だと大手受託加工会社に負けない競争力が弊社OEMの特徴です。原料の強みについては、「原料調達力」の部分をご参照くださいませ。
OEMは中小企業向け、原料は大手企業向けのサービスを展開しております。
中小企業のお客様の取引額は、1回当たり70~150万円が最も多いです。
得意な剤形
各OEM会社では、得意な剤形というものも存在します。
弊社は、錠剤とハードカプセルのサプリメント形状が強い会社です。
原料コスト比率の高い顆粒商品も得意分野ですが、大麦若葉末のような安い原料より、アミノ酸など高い原料を用いた商品を得意としております。
反対に、グミやティーパック(お茶)のような一般食品系の剤型が不得意です。
どこまでサポートしてくれるか?
OEM会社によっては、ただ顧客の言われた通り商品設計しか行わない会社さんもあれば、パッケージデザインやラベルや化粧箱の手配まで行ってくれる会社も存在します。
後程、商品設計のレベルでも紹介いたしますが、商品設計を提案してくれる会社さん、すべての設計を支持しないと製造してくれない会社さんなど、様々なOEM会社が存在します。
当然ながら、サポート範囲が広いほど良いです。
中小企業は、特に初めてのOEM製造のお客様は、丁寧に幅広いサポートをしてくれるOEM会社さんを選択した方が良いです。
サポートが十分でないと、トラブルも起こりやすいです!
例えば、OEM会社の担当者が初心者で、お客様も初心者の場合、トラブルは起こりがちです。やっぱり、お客様が初心者なら、OEMを担当する人は熟練者であった方が好ましいです。
弊社は、丁寧かつ細やかなサポートが自慢のOEM会社です。
半分以上の顧客がパッケージデザインを依頼し、9割以上の顧客がラベルや化粧箱の手配を依頼されます。
また、後程、海外対応の部分でも、述べさせていただきますが、海外向けの商品へのサポートも、OEM会社のサポート力を評価する上で重要になってきております。
最後に、皆様にとって、本当に必要なのはOEMでなくODMではないでしょうか? みなさまが必要とされているのがOEMなのかODMなのかを確認するため、是非、以下の両者の違いについても、ご一読いただければと思います。
製造体制(どこの工場か?)
自社の工場なのか?
企画だけで、委託先の工場なのか?
委託先にどのような方式で委託しているのか? 原料調達はどこが行うか?
工場とどういった関係で仕事しているかは、コストや進行スピードなどに影響してきます!
OEM会社は以下のように分類できます。
・受託加工工場 大小さまざま
・企画会社 ;ファブレス
・その他
工場がすべての剤形に対応している訳ではなく、部分的に仕事を委託している場合も多々あります。
弊社は、関連会社のGMP工場を利用していますが、メイン原料の多くは弊社が調達しています。また、多数の協力工場も持っているので、対応している剤形も幅広いです。
中間製品(バルク)を調達して、弊社関連会社で最終セットアップ(包装)だけを行うというケースも多いです。
左写真:関連会社メディスンアルファ東京工場
供給ロットに適した方式で、かつコスト競争力が生じやすい方式で製造いたしております!
原料調達力
商品原価は、主に加工賃、包装賃、包材コスト、そして、原料コストで構成されます。
原価構成で、原料コストの比率が高くなるほど、OEM会社の原料調達力が重要になってきます。また、使用するOEM会社の汎用原料数も重要になってきます。
実は、勝っている商品は、原料メーカーとがっちり組んでいるケースも少なくありません。
また、OEM会社を選ぶ際、汎用原料の保有数も重要になってきます。
弊社は、原料メーカーでもあります。原料メーカー独自のノウハウで、原料調達しております。なかには、まめ鉄®のように、OEM製造でしか供給していない原料もございます。
原料コスト比率が高い商品ほど、弊社は得意としております。
これが原料メーカーのODM/OEMの最大の特徴です。
弊社関連会社工場で、各種認証や特許などを持つ優れた自社原料を保有しつつ、50原料以上の汎用原料も常時在庫しております。
また、代理店を行っている原料メーカーや協力関係にある原料メーカーの原料も多数存在し、コスト競争力のある商品供給を可能にしております。
弊社では、どんな原料を使用した商品でも、製造を承っております。ただし、弊社の得意な原料を利用して製造すると、体感も期待できる高コスパ商品の提供可能です。
OEM会社には、得意不得意があるのです。
- 各種アミノ酸(特にアルギニン(設計マニュアル)、オルニチン、シトルリン)
- SPF豚や馬などプラセンタエキス末各種(顧問先)
- 乳酸菌
- マリーゴールド抽出物(ルテイン)
- ボスウェリアセラータ抽出物
- シロキクラゲ多糖体
海外対応
近年、最も高まっているニーズ。
海外案件が増えている近年、海外案件への対応は不可欠です。
そして、海外の経験・ノウハウによって、海外案件の成約率は、変化してきます!
得意な原料調達だけを弊社で行い、静岡・岐阜・大阪・広島などの協力工場を利用し、中国などへの正規輸出にも対応しております。
弊社は、中国やベトナムの経験がございますので、剤形や原料選定からサポートさせていただいております。デザイン・印刷会社とも連携しており、海外案件特有のデザイン先行の対応もさせていただいております。
>> 詳しくは 中国向け商品に関する注意点へ
商品設計のレベル
展開する商品の設計によって、ビジネスの勝敗は大きく左右されます!
商品設計のレベルは、OEM会社各社さんで異なってきます。
広告表現などのクリエイティブまで見越して設計できるOEM会社もあれば、市場動向や素材ライフサイクルを考慮して最適な商品設計が行うOEM会社も存在します。反対に、全くの素人による設計が提供せることも少なくありません。
商品設計まで依頼するのであれば、できるだけレベルの高い商品設計を行ってくれるOME会社に依頼した方が、ビジネスの勝率も上がってきます。
それは、言うまでもないでしょう。
そして、弊社のOEMは、商品設計に最大の特徴があります。
販売コンサルのノウハウを最大限生かしています。
弊社のOEMの特徴は、売れることを重要視した商品設計・商品開発です。
まず、集客でレスポンスの取れる商品設計、そして、顧客満足から高LTVの販売モデルを構築し、ビジネスを成功に導くことをテーマとしております。
同時に、科学的根拠に基づいた商品設計(Evidence based Scientific Formula)も重要視しております。
詳細は、売れる商品開発へお進みください。