鮭鼻軟骨抽出物の規格変更のお知らせ
2016年10月17日(月)
この度は、鮭鼻軟骨抽出物「SCPコンプレックスLS」「プロテオグリカンLS」に関して、以下の通り規格が変更されることをお知らせいたします。
プロテオグリカン → 非変性プロテオグリカン(HPLC法、ガランボス法)
※新規格 分子量:90~140万ダルトン(HPLC法)
プロテオグリカンのHPLC法(標準試薬:コスモ・バイオ社製)での定量方法が確立し、分子量と同時に含有量も測定できるようになりましたので、プロテオグリカンの分子量も追加されました。規格書の分析方法を変更されております。現在、主にHPLC法で定量し、ガランボス法(カルバゾール硫酸法の改良法)で確認分析を行っております。
また、分子量を規定することにより、プロテオグリカンを非変性プロテオグリカンに限定して規格化することにいたしました。
近年、プロテオグリカンの定義の曖昧さから、コンドロイチンをプロテオグリカンとして表示するだけでなく、プロテオグリカン原料に鮭コンドロイチン原料を添加し、カルバゾール硫酸法での分析上、プロテオグリカンの含有量を高用量に見せるような悪質な商品も出始めてしまいました。その対策として、今回の定量方法の変更に至っております。現在、我々の方では、商品でも非変性プロテオグリカンだけを定量できる技術が確立しており、公的な機関でも分析ができるように進めております。
今後、プロテオグリカン市場の適正化のためにも、非変性プロテオグリカンとして、差別化を図っていければと考えております。それでは、ご不明な点や書類上での登録内容の変更など、何かございましたら、お気軽にご連絡ください。引き続き、本原料のご愛顧の程、何卒よろしくお願い申し上げます。