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ジオスゲニン(機)

ジオスゲニンは、フィトステロールの1種であり、各種ホルモンの類似体です。近年、漢方の山薬の主な薬効である滋養強壮作用だけでなく、認知症予防、ダイエット効果(中性脂肪・コレステロール阻害作用)やサルコペニア対策作用など、様々な機能性が報告されています。

ジオスゲニン自身もステロールとしてホルモン骨格を持ちますので、性ホルモン(男性ホルモンや女性ホルモン)だけでなく、免疫ホルモンなどへの分化も期待できます。不足したホルモンの産生を助ける形で分化が起こるため、副作用の可能性も極めて少ないです。

富山大学における認知機能に対する研究

富山大学における最新の研究結果では、新しい作用メカニズムでの認知症予防の効果も示されたりもしています。
アルツハイマー病の原因とされる「(脳に蓄積した)ベータアミロイド」というタンパク質が、平均で70%減少したほか、記憶や情報伝達をつかさどる、「軸索」と呼ばれる神経細胞の突起の形が正常に近い状態に戻り、記憶力の改善も確認できたということです。さらに、ヒト臨床試験でも検証が行われ、認知機能の改善効果も示されています。

※レジリオ社の特許利用に関しては、別途ロイヤリティ契約が必要です。

山芋を日常的に摂取している地域は骨粗鬆症が少ないとも言われており、まさに、ヤマイモは、天然のアンチエイジング素材と言えます!

近年、オリンピックの元金メダリストである短距離ウサイン・ボルト選手が「ヤムイモ(現地の山芋)が強さの秘密」と語るなど、近年、山芋の機能性はますます注目が高まっているのです。

引用文献

Tohda C, Urano T, Umezaki M, Nemere I, Kuboyama T. Diosgenin is an exogenous activator of 1,25D3-MARRS Pdia3 ERp57 and improves Alzheimer’s disease pathologies in 5XFAD mice, Sci Rep. 2012; 2: 535.
Chihiro Tohda, Ximeng Yang, Mie Matsui, Yuna Inada, Emika Kadomoto, Shotaro Nakada, Hidetoshi Watari, Naotoshi Shibahara. Diosgenin-Rich Yam Extract Enhances Cognitive Function: A Placebo-Controlled, Randomized, Double-Blind, Crossover Study of Healthy Adults. Nutrients 2017, 9(10), 1160.

肥満関連炎症性サイトカインに対するステロイドサポニンアグリコン,ジオスゲニンの分泌抑制作用 肥満研究 2008;14:178
高コレステロール食ラットに対するヤマノイモ(Dioscorea spp.)のステロイドサポニンであるジオスゲニンの抗酸化および脂質低下作用, Biosci Biotechnol Biochem 2007;7(12): 3063-3071
Acute administration of diosgenin or dioscorea improves hyperglycemia with increases muscular steroidogenesis in STZ-induced type 1 diabetic rats. J Steroid Biochem Mol Biol. 2014;143:152-9

ジオスゲニン摂取はホルモン産生アップにつながるのか?

ジオスゲニンは、ホルモンの類似体であるため、性ホルモンへの分化が期待されています。本当に分化するのか?という点では、動物試験とヒト臨床試験(閉経後の女性)で実証されています。ヒト臨床試験では、ジオスゲニンを含むヤムイモの摂取させることで、女性ホルモン量の上昇が確認されています。

一方、ジオスゲニンは、直接的な性ホルモン様作用がある訳ではなく、産生を助ける成分のため、ホルモンが十分に足りていれば、過剰なホルモン産生に働かないと考えられております。実際、ジオスゲニンの毒性は低く、性ホルモンの過剰な産生による毒性や健康被害なども報告されていません。

引用文献

The use of estrogen, DHEA, and diosgenin in a sustained delivery setting as a novel treatment approach for osteoporosis in the ovariectomized adult rat model. Biomed Sci Instrum. 2001;37:281-6.
Estrogenic effect of yam ingestion in healthy postmenopausal women. J Am Coll Nutr. 2005;24(4):235-43.

相性の良い素材について

ジオスゲニンは、山芋由来の性ホルモンの類似体でもあるため、植物性美ホルモン成分としても注目されています。プラセンタエキス赤ワインエキス、ローヤルゼリーなど、シニア系美容素材との相性も抜群です。まさに、アンチエイジングのベース素材と言えるでしょう。

その他の機能とジオスゲニンの可能性

エクオールの代替原料として

最近、シニア向けの美容サプリとして、エクオールの代替原料として多く採用いただいております。
やまいも抽出物ではなく、ワイルドヤムエキス末の原材料表示で利用されることも少なくありません。コスト面の要素が大きく、特許や量のクリエイティブ面も評価されているようです。

代替原料に使用される理由は、先述の動物試験もあるのですが、ホルモン産生促進を後押しする台湾の大学で実施されたヒト臨床試験があるからです。

試験では、被験者は健常人の閉経女性、試験期間を30日間とし、ジオスゲニンを100gあたり0.36mg含んだヤムイモを毎日390g(ジオスゲニンとして1.4mg)摂取して、女性ホルモンなどにどういった変化が現れるかが検証しております。対照は、ジオスゲニンを含んでいないイモです。

結果、エストロンとエストラジオール、性ホルモン結合グロブリン(SHBG)の増加が確認されています。また、性ホルモンの変化だけでなく、血中コレステロールも低下して有意差が示されています。

引用文献

Estrogenic effect of yam ingestion in healthy postmenopausal women. J Am Coll Nutr. 2005;24(4):235-43.(PMID:16093400

精力系のサポート成分として

山芋は、その粘りなどから滋養強壮のイメージの強い素材です。一方、滋養強壮の主たる有効成分は粘りのムチンではなく、性ホルモン前駆体:DHEAの類似体であるジオスゲニンです。加齢で減少するホルモンの産生を活発化することで、滋養強壮効果がもたらされると考えられています。

また、ジオスゲニンは、近年、ED薬と同様なPDE5阻害抗炎症の作用が確認されており、精力サポート成分の位置付けは、さらに強くなってきております。

引用文献

In Vivo Protective Effects of Diosgenin against Doxorubicin-Induced Cardiotoxicity. Nutrients. 2015;7(6):4938-54.

乳酸菌ブースターで免疫強化

ジオスゲニンは、性ホルモン前駆体やステロイドとしての働き以外の新たなチカラとして、一部の乳酸菌を増やす(;プレバイオティクス効果)も報告されています。

ネズミのジオスゲニンの摂取によって、Lactobacillus murinusとLactobacillus reuteri(ロイテリ菌)というラクトバチルス属の乳酸菌で顕著な増殖が確認されています。
このLactobacillus murinusとLactobacillus reuteriは、免疫活性が確認されており、これら乳酸菌の選択的な増殖によって、炎症抑制性T細胞の分化誘導の可能性についても述べられれています。

この報告の延長で、食物アレルギー抑制に対する効果も示されています。ジオスゲニンは、直接的な抗炎症効果も確認されており、こういった間接的な抗炎症効果と合わせて、様々な機能性が期待できるのです。

引用文献

Prebiotic effect of diosgenin, an immunoactive steroidal sapogenin of the Chinese yam. Food Chem. 2012;132(1):428-32. Pbumed ID: 26434311
植物由来のサポゲニン,ジオスゲニンが食物アレルギーを有するマウスの腸における制御性T細胞免疫を増進させる, J Nat Prod 73(6):1033-1037
ジオスゲニンの経口投与は食物アレルギーのマウスモデルにおける腸Tヘルパー1様調節性T細胞の誘導を増強する, Int Immunopharmacol. 2017;42:59-66.

乳酸菌の中には、菌が生きたまま安定しないなど、サプリメントなどに加工しにくいものも多く存在します。一方、こういった増殖(ブースター)効果がある成分を用いれば、特異的に一定の有用乳酸菌だけを腸内で増やすことが可能になります。

記事筆者

アンチエイジング・プロ

How to Use

  • 錠剤(タブレット)
  • ハードカプセル
  • ソフトカプセル
  • 顆粒
  • ゼリー

1日あたりの摂取目安量

ジオスゲニンとして25~50mg

認知機能に対してはジオスゲニンとして8mg以上
※レジリオ社の特許あり。お気軽にご相談ください。
機能性表示食品の受理事例:ジオパワー15を配合した機能性表示食品の受理

オススメ原料

基本、ジオスゲニンの遊離体として規格化している原料は、弊社のジオパワー15のみです。

酸分解処理されていない原料は、ジオスゲニンの配糖体として存在します。
ジオスゲニンの遊離体として存在しないため、機能性表示食品に用いることもできません。

近年、ジオスゲニンの高含有の原料も流通し始めていますが、過去、東京都福祉保健局より、ジオスゲニン高含有原料は医薬品区分に該当する可能性が高いと指導を受けており、高含有原料は流通できません。
(それでも流通している原料は、食品の植物検疫を通されていない可能性が高いです。)
また、15~20%にジオスゲニンを調整すると、弊社の特許に抵触する可能性が高まります。ご注意ください。

是非、オンリーワンのジオスゲニン原料をご活用くださいませ。

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