イチョウ葉エキス (機)
イチョウ葉エキスには様々なフラボノイドとテルペンラクトンを含んでいます。
特にギンコライドはイチョウ葉にしか含まれていない成分として有名です。
イチョウは2億年前から生存している植物として知られ、中国では薬として利用されてきました。
抗酸化作用があり、アンチエイジング原料として利用できます。
ヨーロッパでは、記憶障害やアルツハイマー病対策に活用されている機能性原料です。
イチョウ葉エキスに期待される効果
血流改善/認知機能の改善
毛細血管の血流改善が報告されており、血行障害に伴う症状の改善が期待されています。
アルツハイマー病や脳血管系の認知症で改善効果があるとの報告があります。
現在、認知機能を改善するクレームの機能性表示食品も多く販売されています。
血液凝固抑制作用
血栓の形成、アレルギー反応、炎症脳循環機能障害を引き起こす情報伝達物質として働いている血小板活性化因子(PAF)を阻害するため、血液サラサラ成分として、脳梗塞、動脈硬化の予防や血圧上昇の植生などの効果が期待されています。
引用文献
The acute nootropic effects of Ginkgo biloba in healthy older human subjects: A preliminary investigation. Hum Psychopharma col Clin Exp. 2002; 17: 4549.
Ginkgo biloba: no robust effect on cognitive abilities or mood in healthy young or older adults. Hum Psychopharma col Clin Exp. 2006; 21: 27– 37.
Examining Brain-Cognition Effects of Ginkgo Biloba Extract: Brain Activation in the Left Temporal and Left Prefrontal Cortex in an Object Working Memory Task. Evid Based Complement Alternat Med. 2011;2011:164139.
記事筆者
アンチエイジング・プロ 栗山雄司(博士)
How to Use
- 錠剤
- ハードカプセル
- ソフトカプセル
主に、認知機能系のサプリメントや冷え性対策のサプリメントに利用されることが多いです。
1日の推奨摂取量
120mg~240mg を目途にしてください。
摂取の注意点
過剰摂取により軽度の胃腸障害、頭痛、アレルギー性皮膚炎が起こる可能性があります。
一般的な規格は、フラボノイド類24%以上、テルペノイド類6%以上含有し、ギンコール酸の含有率を5ppm以下となっています。
ギンコール酸はアレルギー物質なので注意が必要です。
本原料は、原則、OEM製造に限定させていただいております。機能性表示食品にも対応しております。
お気軽にご相談くださいませ。
弊社では、主に自社原料・(代理店等を行う)契約会社原料として、供給しております。その他原料の調達も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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