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免疫系原料 市場動向

多糖類:LPSが熱い!

日本では、βグルカンと乳酸菌が主流となっています。医療機関では、グルタミンが定番です。いずれも、免疫の7割を担っている腸管に働きかけることをメカニズムとしております。
ヨーロッパでは、古くから利用される伝統ハーブであるエキナセアが主流です。

βグルカンは、黒酵母、パン酵母、大麦由来などの原料が存在します。その他、ベタにヤマブシダケのようなキノコ系素材も人気です。

冬のシーズンに、一気に売り上げが伸びる特徴があります。

近年、免疫系の商品は、風邪予防やがん予防の用途以外にも広がりを見せています。
例えば、インフルエンザ予防や花粉症予防などです。

花粉症予防であれば、特殊な乳酸菌だけでなく、シソや甜茶と言った素材も人気です。
また、新しい素材として、自然免疫系のリポポリサッカライド:LPS素材も注目されつつあります。

LPSは、金芽米に含まれていることが有名な成分です。
機能性食品原料としては、酢酸菌によって産生されたLPS原料などが存在します。

実は、弊社の自社原料である赤ワインエキス末にも、LPSは豊富に含まれます。酵母による発酵工程を踏んでいるためです。その量は、白米の約175倍、金芽米の約30倍です。

ちなみに、なぜ、免疫でグルタミンなのか?

それは、グルタミンが腸管の修復を行うためです。
腸は、免疫機構の約7割を担っていると言われています。その腸の修復を行うことで、免疫も上がりやすくなるのです。
腸の環境が良くなるので、乳酸菌などが働きやすい環境を作ってくれるのです。

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