ビタミンB12(シアノコバラミン)
ビタミンB12は、コバルトを含むビタミンの総称で、ヒドロキソコバラミン、アデノシルコバラミン、メチルコバラミン、シアノコバラミン、スルフィトコバラミンがあります。
これらのコバラミンの中で最も利用能が高いのは、シアノコバラミンとヒドロキシコバラミンです。
医薬品や食品添加物(強化剤)に用いられ、定量分析の標準品にも利用されるシアノコバラミンがよく知られています。
水溶性ビタミン1つであり、主に動物性食品に含まれており、植物では海苔に含まれます。
シジミやアカガイなど貝類や動物の肝臓に多く含まれます。
ベジタリアンなど動物性食品を控えている人が欠乏しやすい栄養素です。
血液中の赤血球と結合し、酸素を運ぶ役割をしているヘモグロビンの合成を助ける働きがあります。
また、メチルコバラミンとアデノシルコバラミンがは、アミノ酸や脂質などの代謝の補酵素として働いており、
メチルコバラミン・・・メチオニン合成酵素の補酵素として、ホモシステインからメチオニンへの変換を触媒する
アデノシルコバラミン・・・メチルマロニルCoAからスクシニルCoAへの変換を触媒する
ビタミンB12 は、不足すると悪性貧血や神経障害などが起こることが知られています。
その他、ビタミンB12が不足すると血中のホモシステインが増え、動脈硬化性疾患(生活習慣病)のリスクを高めます。
引用文献
日本人の食事摂取基準 2020年版
日本食品標準成分表2015年版 (七訂)
How to Use
1日あたりの摂取目安量
栄養機能食品で 下限値:0.72μg 上限値:60μg
栄養機能表示
「ビタミンB12は、赤血球の形成を助ける栄養素です。」
主に、食品添加物の原料(0.1%、0.01%に倍散)が用いられます。
マルチビタミンや鉄サプリメントや葉酸を配合した妊活サプリメントに利用されることが多い栄養素です。
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