プラズマローゲン(機)
今注目の成分プラズマローゲンは、抗酸化作用を持った脂質の中のリン脂質の一種で、グリセロリン脂質の一つです。
20世紀末、アメリカにおいてアルツハイマー病患者の解剖された脳でプラズマローゲンが減少している
ことが明らかになり、その後カナダや我々のチームが、生存中の患者血液でも減少している
ことを見つけました。その後、プラズマローゲンの脳への機能性に関する研究が盛んに行われるようになりました。
現在、ホタテ・ホヤ・鶏むね肉由来の原料が存在します。
期待される効果
認知機能や脳疲労の改善
このプラズマローゲンは、脳疲労を取り除き、低下した認知機能の改善に働くとして、人気が高まりつつある成分です。
特に、言葉、位置情報、状況などの情報の記憶力を維持する機能があるとされています。また、プラズマローゲンは、脳疲労という観点からも研究が開発されており、疲労感の低減の用途で利用されることもございます。
近年は、認知機能のヘルスクレームを謳う機能性表示食品も販売されて始めています。
引用文献
<鶏>
Improvement in Cognitive Function by Supplement Contained Plasmalogen for Healthy Japanese – A Randomized, Double-blind, Placebo-controlled Study – 診療と新薬 2016; 53(12): 39-49.
<ホタテ>
Effects of Plasmalogen on Patients with Mild Cognitive Impairment: A Randomized, Placebo-Controlled Trial in Japan. J Alzheimers Dis Parkinsonism 2018; 8(1): 1000419.
<ホヤ>
ホヤ由来プラズマローゲンの摂取が健常者の認知機能に及ぼす影響を評価したランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験の再解析 応用薬理 2019; 96(1/2):11-19.
記事筆者
アンチエイジング・プロ 栗山雄司(博士)
How to Use
ソフトカプセル
ハードカプセル
錠剤
顆粒
1日あたりの摂取目安量
プラズマローゲンとして 0.5~1.0mg
取り扱い原料
弊社は、主に鶏由来とホタテ由来の原料を採用しております。
鶏由来の原料:液体(12%品)
鶏由来の原料:粉末(3%品)
ホタテ由来の原料:粉末(5%品)
どちらも、ソフトカプセルに加工されるケースが多いですが、粉末原料は、ハードカプセルや錠剤への加工の可能です。
摂取目安量は、非常に少ないですが、非常に高価な原料でもあります。1mg/日設計の商品の場合、販売価格が5000円以上の商品に適しています。
ミドルエイジ以上のマルチビタミンのような商品に適しております。弊社では、自社のアンチエイジング素材:山芋ジオスゲニンや赤ワインレスベラトロールとの組み合わせもオススメしております。
商品設計例
プラズマローゲン+イチョウ葉エキス末
プラズマローゲン+ジオスゲニン+ルテイン :抗老化設計
プラズマローゲン+ジオスゲニン+亜鉛 :抗疲労設計
本原料は、OEM商品でのみ、供給させていただいております。原料での供給は致しておりません。その点は、ご理解の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
制約はございますが、機能性表示食品にも対応しております。
OEM商品をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。
弊社では、主に自社原料・(代理店等を行う)契約会社原料として、供給しております。その他原料の調達も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
なお、自社原料以外の供給原料は、原則、代理店価格にて調達できる原料に限定させていただいております。