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発注して製造へ 納品までに行わなければならないこと

販売者さんは、発注書を出したら、そこから、本腰を入れて動き始めなければなりません。やらなければならないことだらけ。

まず、商品のネーミングやデザインは、納期遅れが起こさないよう、最優先させる必要があります。
デザインの雛形を手配することから始める必要があります。
まぁ、こだわりたければ、発注前からデザインを進めておくことが好ましいです。

ちなみに、通販では必要とされませんが、バーコードを付けるのであれば、会社番号が発行されるまで3週間程度の時間を要します。付けるのであれば、発注前には手配しておく必要があります。
詳しくは >> 一般財団法人 流通システム開発センター

さて、デザインを入稿したら、ほっとする顧客もいらっしゃいますが、それは間違え。ここからが大変。

初めて通販を立ち上げるのであれば、販売の準備。
ランディングページの作成、ショッピングカートの選定・契約、同梱物の作成、集客媒体の選定、配送関係のロジスティックの選定・選択などと、やることは山ほどあります。

時間は金なり!

製造した商品には、賞味期限があり、販売できる期限も設定されています。寝る間を惜しんで、販売準備をする必要があります。
商品が出来上がってから取り掛かるなんて、悠長なことを言っていたら、絶対に成功できません!

特に、ランディングページの質は、広告費用対効果にも大きく影響してきますので、少しでもコンバージョン率の高いものを作る努力が不可欠です。
発注したら、OEM会社さんに頼んで、クリエイティブ用の素材を集めてもらうこともすぐに行う必要があります。

あと、注意点!
よくある失敗。
ショッピングカートだけの契約では、クレジットカード決済ができないことが多々あります。別途決済代行システムと契約が必要なケースです。長いものでは、決済代行システムの契約に1ヶ月以上かかるものもあります。
最近、利用される割合が増えてきているNP後払いも、申し込みから10営業日かかります。書類をそろえたりするのにも時間がかかりますので、発注したらすぐに動くべきでしょう。
当然、ショッピングカートと紐づくものなので、ショッピングカートの選定は、発注前には進めておく必要があります。
じゃなきゃ、商品の納品後すぐ、販売開始できないでしょう。

まぁ、おすすめのカートやロジに関する資料に関しては、弊社で作成・蓄積しているので、発注後、資料を無償で提供しております。場合によっては、ランディングページの制作会社さんや広告代理店さんも紹介しております。
一応、コンサル会社ですから・・・。

最後に、私がこのように細かく説明する理由。
近年、商品(特にネット通販の商品)の旬は短く、2,3ヶ月販売が遅れるだけで、売り時を逃してしまうことが増えています。
実際、納品から3ヶ月後の販売で、売り時を逃してきた顧客を多く見てきています。
そういった失敗をされないよう、全力で販売準備に取り掛かってもらえればと思います。

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