グルタチオン/システインペプチド含有酵母エキス
グルタチオンは、3つのアミノ酸(グルタミン酸、システイン、グリシン)から構成されるトリペプチドです。活性酸素によるダメージから体を守る抗酸化作用など、解毒作用があるため美容や健康に役立つ成分として知られています。
グルタチオンは、人の体にも存在します。皮膚や肝臓などにグルタチオンが多く含まれていることが知られており、加齢や紫外線の影響によって減少することもわかっています。
グルタチオンは、専ら医薬品成分なのですが、システインペプチド含有酵母エキスなど、天然に含有する食品に関しては、使用が認められています。
一方、グルタチオンは、医薬品として日本薬局方に記載されていますが、海外ではサプリメントの素材として広く利用されています。
グルタチオンに期待できる効果
美白効果で注目!
シミの原因の1つは、活性酸素です。活性酸素が増えて過酸化脂質が増えると、細胞が壊されたり、過酸化脂質がたんぱく質と結びついてシミの原因となってしまいます。
グルタチオンは、抗酸化作用を有しており、シミの原因を予防する効果が期待されます。そのため、グルタチオンは、美容クリニックなどで美白のための治療薬として利用されています。
肝ケアの定番成分
一般市場では、肝ケアと言えば、ウコンのクルクミンなどが有名ですが、医療機関では、グルタチオンの方がよく知れれています。
肝臓が解毒作用を行う上で必要となるのがグルタチオンだからです。グルタチオンは、体内で解毒を行う酵素の合成を活性化するため、摂取によって肝機能を高める効果が期待できます。
引用文献
日本薬局方
グルタチオンのメラニン合成阻害機構 YAKUGAKU ZASSHI 2008; 128(8) 1203-1207
Meta-analysis: glutathione-S-transferase allelic variants are associated with alcoholic liver disease. Aliment Pharmacol Ther. 2011;34(10) 1159-72.
記事筆者
アンチエイジング・プロ 栗山雄司(博士)
How to Use
・ハードカプセル
・ソフトカプセル
・錠剤 △
・顆粒
・ドリンク
酵母由来のグルタチオン素材は、独特な臭いと強い吸湿性を有しており、剤形の選択に注意が必要です。
基本、弊社では、高配合する場合、カプセル剤形をオススメしております。錠剤や顆粒に配合される場合、基本、少量での配合でお願いしております。
表示方法
専ら医薬品成分を天然に含有する食品(グルタチオンやS-アデノシルL-メチオニン(SAMe)を天然に含有する酵母、タウリンを天然に含有する 魚介類加工品等)を配合し、強調表記を行う場合、以下の基準を満たす必要があります。
ア 含有する成分が複数記載されていること
イ 専ら医薬品成分のみの記載でないこと
ウ 記載される含有成分の字体・色・文字の大きさ等を同一とすること
エ 字体・色・文字の大きさ等が栄養成分表示と比べて強調されていないこと
オ 表示箇所は栄養成分表示の直下あるいは隣接する位置とし、栄養成分 表示と比べて目立つ位置でないこと
本原料は、基本的にOEMでのみ供給させていただいております。
弊社原料と相性の良い素材でもあるため、弊社でも頻繁に利用しております。お気軽にお問い合わせくださいませ。
弊社では、主に自社原料・(代理店等を行う)契約会社原料として、供給しております。その他原料の調達も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
なお、自社原料以外の供給原料は、原則、代理店価格にて調達できる原料に限定させていただいております。