L-カルニチン
L-カルニチンはアミノ酸の一種で、体内に蓄積された内臓脂肪や皮下脂肪の脂肪酸をエネルギー工場である細胞内のミトコンドリアに供給する働きがあります。
ダイエット原料として有名です。
羊肉や牛肉などの赤みの肉に多く含まれていて、一時、ジンギスカンブームのきっかけとなりました。
L-カルニチンはアミノ酸のL-リジンとL-メチオニンから体内で生成されますが量が少く、特に20代を過ぎると生成されにくくなるので、食事やサプリメントで摂取することが体内でのL-カルニチンの量を増やす方法になります。
日本では医薬品扱いでしたが、今では食品としての使用が認められています。
L-カルニチンに期待される効果
ダイエット
脂肪酸の燃焼を促進する効果からダイエットのサプリメント、ドリンクとして商品化されています。
ダイエットで食事制限すると体内でのL-カルニチンの量が減少するため、サプリメントで補給することをオススメします。
運動前に摂取すると効果的と言われています。
スポーツ時パフォーマンス向上
カルニチンは、1日あたり2gなどの摂取で、運動能力や持久力などの向上が報告されています。
ハート(心臓)ケア
骨格筋、心筋には多くのL-カルニチンが含まれており、心臓の動きが悪く、動悸や息切れをするような心臓疾患を抱えている人に飲んでもらったところ、緩和された研究報告があります。
引用文献
L-カルニチン – 注目の生体内アミノ酸 日本調理科学会誌 2004;37(1):104-107.
L‐カルニチン摂取によるアスレティックパフォーマンスへの影響 外科と代謝・栄養 2020;54(2):81-84.
記事筆者
アンチエイジング・プロ 栗山雄司(博士)
How to Use
錠剤
ハードカプセル
ソフトカプセル
顆粒
1日の推奨摂取量
100㎎以上
※体内で生成される量は1日10~20mg
ダイエット素材の定番原料として利用されています。
弊社では、コスト重視で、OEM用に中国製造の原料を汎用原料として常時在庫しております。
基本、OEMでの供給が中心です。
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