勝ち残る商品作りマニュアルQ4B
徹底的に弱点を攻めて勝負される方の商品開発
類似商品を作らないという方針で、
競合商品と真反対の商品を作っていく必要があります!
競合商品が食品添加物原料を使用していたら、食品添加物不使用の商品など自然派サプリメントで攻めてみる必要があります。
できれば、トコトンつきぬけた商品げ良いでしょう。
ただし、競合商品に相乗りできないので、市場を創造していく必要があります。それはそれで商品化後が大変な商品戦略でもあります。
全体像の設定
この商品戦略の場合、まず全体像を設定する必要があります。
なお、ターゲット像も変わってくるので、ターゲット像もきちんと定めましょう!
1. 性別
2. 年齢
3. 家庭環境、所得層など
あえて、Q1で定めた競合商品とズラしても問題ありません。また、
4. 嗜好性
という項目を加え、重要視しなければならないです。できれば、競合商品と異なる嗜好性のターゲットを狙う必要があります。
Q2よりQ3の競合商品のウィークポイントを大きく反映する必要があります。
ここが本商品戦略のポイントです!
フック素材/メイン素材の設定
さて、こちらの戦略でも、フックは作っていく必要があります。
Q1で定めた競合商品と同じ素材で勝負しますか?
別の素材で勝負しますか?
ターゲットの嗜好性を競合商品と異なるものにした場合、必然的に、全く同じ原料は選択できなくなるでしょう。
同じ素材で勝負するのであれば、必ず競合商品と別の原料を選定する必要があります。
真逆のコンセプトで作られている原料を選定すべきです。
8割がた、別の素材を選ぶことになると思います。
別の素材を選ぶのであれば、どんな素材を選ぶかが勝敗を分けます。
別の素材を選ぶのであれば、フックを自分自身で作る必要があります。
売れるフックつを作るのは、非常に大変です。
同じ素材で勝負するにしても、フックの見直しは、必要かもしれません。フックの作り方として、是非、以下のページも参考にしていただければ幸いです。
ちなみに、後発に追われないように、真似できないような副材を利用する利用するのも一手ですが、Aの商品戦略と異なり、副材による差別化は、それほど重要ではありません。
クリエイティブ検証
全体像とフックをまとめれば、作ろうとしている商品のクリエイティブ(LPなど)がイメージでき始めると思います。
競合商品と全く異なるテイストのクリエイティブを作れるでしょうか?
また、その時、ターゲット層の消費者が選んでくれるかも、検証してみてください。
ダメなら、設計自信を最初から見直す必要があります!
この商品戦略の場合、フックとして採用する原料の情報量や情報の質も重要になってきます。
他社に出していないような情報まで原料メーカーから引き出せるのが理想です。
この商品戦略でも、フックの原料メーカーと関わり合いも、非常に重要だったりします。多くの通販勝ち組は、原料メーカーとの関わり合いが非常に強いです。原料メーカーを味方につけつつ、どこまで原料メーカーと二人三脚で商品を売っていけるかも重要です。それは、弊社が原料メーカーがでもあるため、わかることだと思います。
まぁ、その時、選定する原料メーカーも大事になってくる訳です。
もう1レベル高い商品戦略
全く異なる商品戦略の商品を作っても、何れ更に強い模倣商品が現れます!
これは、避けれません。
その中で勝って残っていくためには、さらにレベルの高い原料戦略が求められます。
売れてくると、模倣商品が作られにくい商品開発が必ず求められます。
原料メーカーと独自データや独自認識を取ることも一手です。
理想は特注原料を作ることですが、理想を追求すればするほどコストもかかります。
市場が成熟してくると、このレベルの商品開発が求められます。実際、通販勝ち組の必須条件にもなりつつあります。
さて、次は、原価率設定です。
販売戦略と商品戦略の重なる部分。
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最期の詰めです!