肝臓とアンチエイジング
2012年12月14日(金)
肝臓は血液中の老廃物を取り除き浄化する作用や、身体の組織に必要なたんぱく質を合成し、血液に流し、細胞の代謝をサポートしています。
肝臓の機能が低下すると肌が老化して肌荒れをおこしたりします。
実は、血液中の老廃物が取り除かないと、肌を守るためにシミの原因になるメラニン色素を大量に生成してしまうそうです。
肝臓の機能が低下したなかでは、健康食品や化粧品でエイジングケアを行っても、効果があまり表れないと言えます。
肝臓に良いとされる食品で有名なのは「ウコン」と「しじみ」ですね。
ウコンに含まれるクルクミンが胆汁分泌を促進したり肝機能を強化してくれます。
ただ、肝臓病の方が過剰に飲むと副作用も報告されているので、病気の人は注意しなければなりません。
しじみには、オルニチンと呼ばれるアミノ酸が肝機能向上につながると言われています。
オルニチンは肝臓で「オルニチンサイクル(尿素回路)」というアンモニアを代謝する経路で働きアンモニアを尿素に変換しデトックスを促進します。
アンモニアは身体のエネルギー生成を阻害する成分なので、オルニチンは肝臓でとっても重要な役割を果たしています。
また、しじみにはタウリンも含まれていて、これも肝機能を強化すると言われています。
お酒を飲む機会が増える時期ですが飲んだ後は、しじみの味噌汁が肝臓ケアにぴったりですね。
肝臓のため、肌のためにもこれらの成分を摂取してください。
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