N-アセチルグルコサミンがグルコサミンよりお薦めの理由について
2012年11月18日(日)
グルコサミンの健康食品がたくさん市場に出回っていますが、N-アセチルグルコサミンと何が違うのでしょうか?
グルコサミンの化学式は、C6H13NO5で、N-アセチルグルコサミンはC8H15NO6で、構成が若干違います。
グルコサミンのアミノ基がアセチル化されたのが、N-アセチルグルコサミンです。
これだとわかりずらいので、身体との関係で説明します。
たとえば、ヒアルロン酸の主成分はグルコサミンではなく、N-アセチルグルコサミンです。
では、グルコサミンを摂取しても意味が無いのか?と思われるかもしれませんが、
グルコサミンは体内でN-アセチルグルコサミンに変換された後に、ヒアルロン酸などに利用されるので意味はあります。
ただし、変換される余分な処理が一つ入ってしまいます。
これによって、利用される割合がグルコサミンとN-アセチルグルコサミンを摂取した場合で、3倍の差が生まれるのです。
もちろん、そのままのN-アセチルグルコサミンの方が利用される割合が高いです。
ヒアルロン酸を摂取しても、消化分解があるので、3倍の差が出てしまうようです。
これから健康食品の製造を考えている方は、これを踏まえて原料を選んでみてください。
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